- 2016年01月06日
- ロフトブログ
2016年になりました。いいお正月になりましたか?今年は天気にも恵まれまして、初日の出にしても初詣にしても行きやすかったのではないでしょうか。
私も空手道をやっている事もあり、30年毎年、友人と2人で一ツ葉の浜で初日の出を眺めさせてもらっています。最初はある地区の青年団が中心となり行なっていました。友人がその中のメンバーであった事から私も関わることになりました。しかし、毎年参加者が減っていき青年団もなくなりました。友人と話をして、せっかく楽しみにして毎年来られるお年寄り野方もいらっしゃるし、日本の文化をなくしていくのももったいないという事で、二人でやり続けることにして今に至っています。
毎年、約20~30名くらいの人が集まって、一緒に初日の出を拝んでいます。ではなぜ、元旦の初日の出がめでたいのか、その明確な理由を私も今迄あまり気にせずにきましたが、昨年から気になりまして調べてみました。
元日が1月1日を示すのに対し、地平線から朝日が昇る様を表す「日」が入った「元旦」は1月1日の朝を示します。できるだけ家から離れた場所で水を汲み若水に使い、その水でお雑煮や料理を作り、食べていたようです。また、元日は歳神様が降臨するとされているので、外出は控えた方がよいとされています。余談ですがその理由で、正月3日間は掃除もしない方が良いといわれています。神様を掃いて外に出してしまうからです。
江戸時代までは「数え年」で皆が正月に一斉に年を取るものとされていたのです。そんな元旦の一大イベントのひとつが「初日の出」なのです。元旦の朝、その年初めての日の出を眺めながら一年の幸福を祈願する・・・以前は大晦日から出かけて初日を拝んでいました。
一年に一度は少し寒い思いをして、おめでたい元旦の初日に手を合わせるのも日本人としてはいいのではないでしょうか?
今迄やったことがない方は、来年、家族や友達などと挑戦してはいかがですか?きっと気持ちが変わりますよ。