- 2015年07月01日
- ロフトブログ
6月の初旬、以前からの知人でもあり、お客様でもあるiさんの仕事場に行き、話をしていました。iさんの職場で行なうイベントについての保険の話で声をかけていただいたからです。仕事の話は10分くらいで終わり、その後いつもの雑談をしていたところ、何かの話の流れでiさんから「がん保険」の見積りをしてほしいと言われました。
ありがとうございます、しかしただかければ良いと言うものではなく、今かけてらっしゃる生命保険に特約で付加されている場合もありますので、一度確認をさせて下さい、それでがんに対しての備えがなければかけましょう、という話をしました。すると、生命保険には入っていないとの答えが返ってきてびっくりしました。失礼ですが、お歳は60歳前で、それなりのポジションの方です。よく聞いてみると以前日本の生命保険会社で奥さんの知り合いの方が働かれていて、そこでかけておられたようですが、その方が仕事を辞められて何かがあり、保険をかけるのもやめてしまったということでした。そしてそのまま今に至るということでしたので、とりあえずがん保険も大切だけれど、基本の部分をしっかりと考えましょうということになり、お子様達もみな独立されていらっしゃるので、死亡保障は少なく、医療を充実させたプランでご契約いただきました。
それから1週間前後で契約は無事に成立したのですが、それからわずか5日後くらいに職場の方から電話をもらいまして、iさんが脳梗塞で病院に入院したと聞いてまたびっくりで、すぐに病院に伺いました。
幸いに、初期の段階だったらしく2週間ほど入院していれば大丈夫、後遺症も残らないとのことでほっとしたのですが、本人さんも「こんな事もあるんだな、あの時保険に入ってなければ大変だった、本当に良かった」と言われました。良かったと言っていいのかどうか複雑でしたが、しかしタイミング的には良かったなと思っています。私としては長いおつきあいの中で、生命保険は入っておられると勝手な思い込みでここまできましたが、私共がすべてを管理させていただいていないお客様については、一声かけて確認をとることが重要だなと、今更ながら痛感しました。
これからは、この出来事を肝に銘じて、お客様に安心をしていただくように一層の心配りを会社全体でさせていただこうと思いました。