- 2017年08月02日
- ロフトブログ
7月5日に、福岡・大分両県を襲った局地的豪雨で被害が大きかった朝倉市杷木町に、先日行ってきました。
福岡・大分両県にお客様がおられるので、豪雨がひどかった5日の次の日から、お客様に連絡を取ったところ、幸いに大分のお客様で被害に遭われた方はいなかったのですが、福岡県の杷木町のお客様だけが電話が通じず、心配をしていました。
1週間たっても連絡が取れないので、直接会いに行こうと思いましたが、なかなかタイミングが分からずに、やきもきしていました。ようやくテレビなどで復旧も進んできているとの報道がされていたので、今が良いかなと思い、行ってみました。
まず、大分自動車道から見えてきた風景が想像していたよりも激しく、山が途中から落ちていたり、家がつぶされていたりと、テレビなどで見るのとは違っていて現実の事とは思えませんでした。
あれから3週間ほど経っているので、だいぶ復旧していると勝手に思い込んでいましたが、自然災害の激しさを改めて認識させられました。
お客様のところを訪ねてみると、幸いに皆さん無事で、家の裏の道などは田んぼからの水などで、膝ぐらいまで水がきていたそうですが、なんとか家も人も大丈夫でしたとの事でした。家族の人たちは出かけておられて、おばあちゃんに話をして頂いたのですが、何はともあれ、皆さんが無事だと聞き、安心しました。
ですが、水道が使えるようになったのも3日~4日前の事らしく、その水も臭くて飲めないようでした。
このお宅は、家を建てさせていただいた時に、この辺りは少し高くなっているので水害の心配はないとのことで、火災保険をかける際に、水災補償をはずした契約になっていたので、特に気がかりでした。
近年の災害は、今までのデータなどが参考にならないケースが増えてきていて「まさか」と思うようなことが毎年起こっています。今回は幸いに、私共のお客様には大きな被害に遭われた方がおられなかったので一安心しましたが、これからのことを考えると、私たちも今までの概念を捨てて、お客様のご契約内容を確認させていただき、新たな危険に対する備えをアドバイスさせて頂こうとスタッフで話し合いました。