- 2017年05月25日
- ロフトブログ
昨日、首に痛みがあるため脳神経外科に診察に行ったところ、脳ドックを勧められて、初めて脳ドックを受けました。
50代になり友人等が脳梗塞や脳腫瘍になる人が増えてきているし、また、どういう内容のことをするのかも興味があったので受けてみました。内容的には、脳と首のMRI、首・腰のレントゲン、血流の超音波検査、血管の弾力性をはかり血管年齢が出る検査の4項目でした。たぶん正式な脳ドックを予約して受ける場合は、もう少し項目が多くなるのではないかと感じました。
朝9時に行ったのですが、終了したのが午後3時でした。患者さんも多く、特に高齢の方々が多く、今の時代を反映しているなと感じながら自分の順番を待っていました。検査自体は痛みとかはないのですが、MRI検査で30分ドームの中に動かずにいるのは少々疲れました。検査の結果を待っていると受付の女性から声をかけられ、ふと見ると高校の同級生でした。場所が場所なのであまり明るく会話はできませんでした
呼ばれて診察室に入ると、先生がいきなり「苦労して生きてこられましたね!これから少しゆっくりとできないですか?」とおっしゃったので、余命の宣告でもされるのかなと思い聞いていると、まず日頃どういう生活をしているのかを聞かれて、審査結果の紙を渡され、血管年齢が20代以下となっています、私の病院では初めてです、と言われ(ちなみに私は56歳です)驚かれていました。
それからは淡々と脳の説明をされ、脳には異常はない、ただ首は長年の積み重ねで骨と骨との間が狭まりそれによって手のしびれや痛みを生じているとのことでした。
今まで40年、毎日の運動(ある時期はハードなトレーニングでしたが)をやって来ていたので、周りの人から「若い」とか「元気ですね」とは言われていますが、老眼とか耳鳴りなど普通に老化は始まるし、健康診断等の数値も特段によいわけでもなく普通でした。ここ10年位は毎日の運動に加えて、食生活にも割と気を配っている割には普通だなと、しかし普通を保つことが大切なのだと自分に言い聞かせていましたが、今回の血管年齢の結果を聞いて、今までやってきたことが間違ってはいなかったのだと、とてもうれしくなり、これからも年齢に合わせたやり方で継続していこうと、勇気とやる気がもらえました。
医学的にどうこうということではないですが、私がやり続けてきたことは体を動かすことなので、少なくとも悪いことではないと思いますので、よければ皆さんもやってみて下さい。
病院の帰りに、受付の同級生から「また来ないね」(宮崎弁:また来てね)と言われましたが、さすがに明るく「また来るよ!」とは言えませんでした。