- 2013年12月02日
- ロフトブログ
先日、姉(私は2人姉弟です)がドクターヘリで、鹿児島の鹿児島医療センターに搬送されました。かれこれ10年近く前に、肺高血圧症という何十万人に1人という、病気を発病しました。国の難病指定の病気ですが、その時には余命1年と言われました。しかし医療は日進月歩と言いますが、大学病院なので新薬を投与してみたいと言われまして。
お願いをしましたら、それが効いたらしくもう10年近く生きています。入退院は繰り返していますが、だいぶ落ち着いてきていました。
それで、家に帰って翌日に連絡があり、状態が悪くなったので近くの町立病院に運ばれましたが、そこでは治療ができないので、ドクターヘリを病院が手配してくれ、鹿児島の病院に搬送され、なんとか持ち直しております。
色々ありまして、私たちには肉親と呼べるものが、姉と私だけなので、何か検査や、手術などがある場合は立ち合いでいつも私が呼ばれるときが多いのですが、しかしこの前その病院のすぐ上に、城山公園という、西南戦争で西郷さんが自決をしたところですが、そこに登って色々と考えましたが、何より「女性は男よりメンタル面で強い」とあらためて思いました。余命宣告を受けて、10年ですが本人は色々と苦悩もあるとは思いますが、わりと冷静に淡々と考えて行動をしています。そのあたりは私も仕事柄色々とみてきましたが、男のほうが意気地がないと思います。女性の寿命が長いのが分かります。
そして、この病気になる2年前位に姉に、(当時離婚をして間もなかったので)生命保険をかけさせたのですが、その保険が今迄本当に助けてくれています、当たり前ですがこのような病気にかかりますともう新しい保険に加入するのは無理なので、その保険で今迄何回かの入院費用やその他雑費などをまかなっています、もちろん国の難病指定の病気なので、医療の費用は余りかかりませんが、それでも長期の入院になると色々と雑費などの出費がかさみます。こんな病気にかからない事が一番ですが、やはり万が一のことには備えておかねばならないなとあらためて考えさせられました。
この世で2人の身内なのでなんとかこれからもがんばってほしいとは思います。、